当協会は、動物に対する深い理解と愛情の涵養、そして動物たちに関わる技術の研鑽を目的としております。

　近年、社会における動物たちの地位の向上には目を見張るものがあります。特に日本は世界の中でも経済的に先進国であるにもかかわらず、動物に関しては動物愛護後進国との評価を受けてまいりました。その中で番犬からペット、ペットからコンパニオン、コンパニオンから家族へと時代の立ち位置を変えてまいりました。

　近年では、家族の一員として、その存在は確かなものとなりつつあります。しかしその陰でたくさんの動物たちが動物産業の犠牲となっているのも確かな現実です。

　当協会では、われわれ動物に関わる職業人として、動物への一層の理解と動物飼養に伴う技術の向上を図るとともに、一般飼い主への動物愛護精神のますますの浸透、正しい飼養、終生飼養を広めるための活動をしております。

　皆様のご理解とご協力でたくさんの動物たち、また動物たちの飼養者やそれらを取り巻く環境をより豊かなものに変えてまいりましょう。

　この協会の趣旨にご賛同いただきました皆様のご理解に深く感謝いたします。

特定非営利活動法人

日本動物文化技術協会

理事長　牧野幸男

　近年、高齢化社会・少子化問題に対し単なるペットという愛玩動物から家族の一員であるコンパニオンアニマル（伴侶動物）としての位置づけに変化しています。

しかし、コンパニオンアニマルの飼育においてはその飼い主はもちろんの

事、周辺の環境も含め、社会問題となっている部分も多く見受けられます。

その為、正しい飼育方法等を社会に広く伝えることによって、新しい職業の開拓をしています。

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